2006年のクリエーター紹介

作家:Mami Tomita

北海道教育大学 札幌校芸術文化課程 美術科彫刻専攻卒
現:(社)北海道開発技術センター 研究員

【作品コンセプト】

雪無垢の巨大”たまご”。
日々の生活の中でみたことのある”卵”型。
そのカタチが、想像を超えた大きさでそこにある。
それにより、なんともいえないドキドキ・ワクワクを誘う。
”たまご”型であると同時に、ただの”大きな固まり”と認識することもできる。
曲線でできた”ある形”としての存在とも受け取れる。
雪像のような具象的な形で、ある物体を表現したものではなく、日により、気分により、捉え方が違ってくる面白さをもつカタチ。
夜は波の映像(同時期の沖縄の海)を曲面に映し、静かにそこに存在する。
天から降ってきた雪が、人の手によりカタチを変えて、新たな魅力として存在する。